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3ヵ月の実地研修で、患者さまとのふれあいを体験


式会社フレアスは全国に33の事業所を持つ在宅医療マッサージのリーディングカンパニー。対象となる患者さまは治療院に通えない寝たきりのお年寄りが中心だ。それだけに技術的なことはもちろん、患者さまのお宅に訪問して施術する上でのマナーや気配りが求められる。実際の仕事の内容はどんなものなのか。昨年入社し、現在、出身地の熊本事業所で働いている河本憲親先生にお話をうかがった。

「入社前は正直、在宅医療マッサージの仕事に少し不安がありました。お宅へおじゃまして、自分1人で施術ができるのだろうか。でも、こうして1年経ってみると、それは杞憂でしたね。入社当初に、全員東京の本社に集まり5日間新人研修を受けます。そこでこの仕事の意義や治療家になるために必要な基本的なことを学びました。それからそれぞれ各地の事業所へ配属され、3ヵ月の実地研修がスタートします。僕の場合、地元の熊本事業所へ配属され、最初は先輩について毎日同行見学していました。同行見学がないときは、事務所で3ヵ月研修の終了検定試験の勉強をさせてもらいました」

フレアスではこの3ヵ月検定にパスしないと、1人では在宅医療マッサージに出してもらえない。逆にいえばパスした人は、必要な知識とノウハウを身につけたことが認められ、本人も自信を持って独り立ちできるシステムとなっているのだ。

「僕のデビューは7月の頭から、福岡の方へ転勤する先輩の患者さまを引き継ぐかたちでスタートしました。同行見学ですでにまわっていた患者さまばかりだったのでそれほど緊張はありませんでした。最初は患者さまをよく知るために、彼らの情報を細かく書きとめたデータ集を作ってカンペのように使っていました。しかし最近はコミュニケーションのとり方を掴んできたのか、ノートに書く情報量は減りましたね。患者さまの変化を重点的にメモするんです。いまは僕を心待ちにしてくれる患者さんがいる。それはとても充実し、やりがいのある仕事ですね」